発音学習 |
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ネイティブ発音特有の音変化を学び自分でも発音する
前のステップの最後にあなたの発音の基礎力は完成したといった。これはどういうことかというとあなたは完全に正しい英語発音ができるようになったのである。ただ、これは正しい英語発音を会話の中で使いこなせるかどうかとは別問題なので、ここからはその運用能力の向上に取り組んでいかなければならない。
まず運用ステップの初めに知っておかなくてはならないのがネイティブのしゃべり方だ。実はネイティブがしゃべるときに、スペル通りの正確な発音をすることはまずない。私たちが教育課程で使用してきた学習教材のようにルールに忠実で正確な発音をすることはまずないのだ。彼らはより流暢に、速く、そして気持ちよくしゃべるためにさまざまな形に発音を変化させる。これを認識してない日本の英語教育の犠牲者、正統派の英語学習者にとってネイティブ会話のリスニング、すなわちハリウッド映画やTVドラマ、トークショーなどのリスニングはきわめて困難となっている。『TOEICのリスニングならできるけど、映画は聞き取れないんだよな〜』というのはこれが原因だ。聞いた事のない言い方や、音は聞き取れないのが当然なのだ。そこでこのステップではこういったネイティブが流暢さと引き換えに起こす英語特有の音変化を学び、自分でも使えるようにしよう。ネイティブが引き起こす発音変化には大きく分けて5つあるのでそれぞれ簡潔に説明しよう。
『短縮化』 スペル自体が短くなって発音されるもの。『I am』→『I’m』や『does not』→『doesn’t』などがあるが、私たちが教育課程で習ってきた正規の短縮化だけではない。『What did you say?』→『What’d you say?』など他にもさまざまなものがある。 『連結』 前の単語の最後の音と後ろの音の最初の音が連結してひとつの音になる。『come on』→『comon』といえばわかるだろう。 『音変化』 また音自体が変化してしまうものがある。特にネイティブの舌は少しLazy(怠け者)なので『t』をちゃんと発音しないで『l』音で発音する。『thirty』→『thirly』のように聞こえるのだ。この例をt音とl音で何度も発音し比べてみてほしい。L音を使うほうがはるかに楽だろう。 『弱音化』 また文の中であまり重要でない言葉、機能語などは本来の音とは違うきわめて弱い弱母音で発音されることがある。例えば『to』や『are』などがこれにあたる。これに伴って生じるのが『want to』→『wanna』『going to』→『gonna』などで、他にも数え切れないほどある。 『脱落』 弱音化がさらにひどくなると、音自体が発音されなくなる。『you had better』→『you better』『How have you been?』→『How you been?』などがこれにあたる。また『and』→『n’』『because』→『cuz』やing形の『g』はまず発音されない。『thinking』→『thinkin’』
このように少し例を挙げただけでも、知らなければ聞き取れるはずもないものばかりだろう。これらの要素が複雑に連携して『I have got to do that because I am going to get out here.』→『I golla do dat cuz I’ma gellaudy.』のようになってしまうのだからたまったもんじゃないと思うかもしれない。しかし、実際にこれらの音変化を知り、自分でも使いこなせるようになれば、この言い方がいかに自然で楽なものかを体感するだろう。そしてこういった言い方でしゃべるネイティブの会話を聞き取ることも苦ではなくなるはずだ! |
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関連学習Resources
ネイティブの自然なしゃべり方を身につけるためにここで紹介するのは先ほど紹介したスギーズから出ているもう一つの発音教材
”SEF:英語を流暢にしゃべれるようになるDVD(ビデオ)”だ。この教材では、 ネイティブ独特の癖である音の変化や省略を含むしゃべり方をマスターするための5つの秘訣を元に、
徹底的に解説している。五つの秘訣とはすなわち、イントネーション、L発音、フラッピング、連結、弱母音化のことだ。
これらの詳細はスギーズのウェブサイトに本当に丁寧に詳しく説明されているのでぜひそちらを見てほしい。
繰り返しになるが、杉本氏の発音に対する熱意には相当なものがある。
先ほどステップAの段階で紹介した”PER:きれいな英語発音ができるようになるDVD(ビデオ)”と合わせて学習すれば、
非常に役に立つことは間違いない。
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正しい発音の運用能力
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