発音学習 |
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応用トレーニングC リピーティング
4つ目の応用トレーニングはリピーティングという方法だ。これはお手本となる音声教材を聞いて一定間隔で音声を止め、そこで今聞いた音声をリピートするというトレーニング方法だ。このトレーニングといくつか前のステップで説明した音読との最大の違いは、スクリプトを見ないということである。リピーティングは完全に耳から聞こえる音声に集中し、それを忠実に再現するトレーニングだ。
だからこのリピーティングというトレーニングを行うさいには、ある程度高度なリスニング力が要求される。お手本の音声を正確に聞き取って頭にインプットしなければならないのだ。ただ安心してほしい。ここまでの発音ステップをしっかりこなしてきたあなたには、もう十分すぎるほどのリスニング力を手に入れているはずである。そう、リスニング学習のほぼ大半は発音学習なのである。自分の耳で英語音を正確に聞き取り、それを口で再現する練習をさんざんこなすことがここまでの発音トレーニングだっただろう。それらトレーニングによってあなたのリスニング耳はほぼ完成しているのである。この先のリスニング学習であなたがすべきことは、目的別の多聴なのである。あとはいろいろな音声に触れる経験があなたの耳をさらに研ぎ澄ましていく。しかしここまで何度も述べてきたように発音学習と多聴の順序を間違えると、非常に効率の悪いことが起こる。英語音の正しい仕組みを知らずに聞きまくればいつかは英語が理解できるようになるなどという理論は間違っているのだ。ハングル文字の仕組みも知らずにひたすら目で追いかけていれば、いつかは韓国語が理解できるなどというようなものである。だから、逆をいえばもし今の時点であなたの耳が英語音を正確に聞き取れないのであれば、これまでの発音学習の何かがかけているのだ。あなたは紛らわしい英語恩『b』『v』などを正確に聞き分けられるだろうか?ネイティブ特有の音変化の法則を知っていて、自分でも実践できるだろうか?英語特有のイントネーションやアクセントを身に付けているだろうか?まだリスニング力に自信がないのならもう一度戻って確認してみよう。また、まだリスニング力の低いうちにリピーティング煮挑戦したいのであれば、スクリプトをみながらこの方法を実践することもできる。ただ、その場合にはどちらかというと音読トレーニングに近くなるので、音読ステップのページを参照しよう。
そして、このリピーティングで徐々に難易度を挙げていく方法だが、一定間隔で音声を止めるその文章の長さを徐々に長くしていくというのがある。じつはリピーティングトレーニングの効果のひとつとして、一定の長さの文章を頭にためる能力を高めるということがあげられる。では、頭により長い文章をインプットできるとはどう言う利点があるのか?それはスピーキングでより長い文章をしゃべり続けられるということだ(ここで言う長いとは単に一文の長さではなく複数個の文の合計の長さである)。リピーティングで聞いた音声を頭に残してそれを自分の口から再生するということは、今聞いた音声をヒントに自分で一定の長さの文章を組み立て直して発する必要がある。これはスピーキング時の頭の働きとほぼ同じプロセスだ(プラス前出音声によるヒント)。そしてこのプロセスにかかる時間は繰り返すことによって確実に短縮される。より長い文章が頭に残って瞬時に再生できるということは、スピーキング時に思いついて発せられる文章もより長いものとなる。しゃべりながら次に何言おう何言おうと考えて文章を組み立てるのではなく、より長い文章を考えることなく一気に口から発することができるから、3文、5文先の展開を見ながら話せるようになるのだ。スピーキングでいつも短い文章しか話せず、あせってしまうという人は、このリピーティングの文章を長くしていくというトレーニングが、解決の一助になるだろう。スピーキングでは何もないところから自分で文章を生み出さなくてはならないのでこれが全ての原因ではないが。リピーティングという方法は利用の仕方ではかなりの効果が期待できるので是非挑戦してみよう。
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リピーティング
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