発音学習

4応用トレーニングA アクティング(演技)

 

・感情移入

 2つめの応用トレーニングとして提案するのが『アクティング(演技)』だ。これは基本的にDVDを見ながら自分がその役者になりきってセリフを発しようというのだが、このアクティングと前のステップの音読がもたらす効果には決定的な違いがある。それが『感情移入』である。人間は常に自分が置かれている環境に依存した感情をもって生きている。そして同じセリフを発する場合にも、この周りの環境に依存した、その状況での感情によってイントネーションやアクセント、言葉の発し方のリズムがずいぶん変わってくるのだ。起こっているときは当然声を荒げるし、泣いているときはヒイヒイ言ってしまうかもしれない。この感情を表現できるのがアクティングというトレーニングなのだ。DVDを見ながらその役者になりきってセリフを発すれば、どんな状況でどんな言葉が使われるのかを学ぶのにも凄く役立つ。

 

・アクティングのステップ

 まず初めのステップとしてはDVDを英語音声/英語字幕に設定し、自分の好きな役者をひとり、もしくは二人選ぼう。もちろん全てのセリフを一人で発してもかまわないが。そして彼らのセリフを聞いた後に音声を止めて、その言い方(イントネーション、アクセント、感情)を完璧にまねする練習をしよう。ここでまだ自分の完璧な英語発音やリズムを手に入れていないうちは、役者の言い方を完璧に真似るのが大切である。それによってネイティブの英語リズムを学ぶことができるからである。(しかし、もしすでに自分流の完璧な英語発音を身に付けているのであれば、自分をその役者の状況に当てはめて、自分なりの言い方でセリフを発するという超高等トレーニングもできる。)そしてその役者のしゃべり方が身についたら今度は音声を止めずにDVDと同時進行で字幕を見ながらセリフを発することができるだろう。このときにイヤホンを片耳にだけ入れて行うと、DVDの音声と自分の声を同時に聞くことができて便利である。

 

・ミュート

 そしてDVDとの同時進行ができるようになったら、今度は音をミュートにしてやってみよう。今回は音声が完全に自分の声だけになるので難易度も上がるが、そのぶんごまかしが聞かなくなる。DVDの音声と同時進行で声を発するときには、聞いている音声に適当に合わせることができるので、少なからずごまかしが働いてしまうのだ。だから音をミュートにすることで、完全に自分の力だけでセリフを発することが求められる。スクリーン上に展開されている場面を見て自分がその人物に完全になりきるのだ。

 

・右脳を使った発展的方法

 さらに発展的で効果的なアクティング方法は、DVDの字幕をオフにすることだ。先ほどの音読ステップでも解説したがこれが、頭で考えながらする応用的アクティングだ。もちろんセリフは全て覚えていなければならないし、それを画面上に展開される場面をみて思い出す必要がある。一見、ここまでする必要があるのかと疑問に思うかもしれないが、実はこの画面上の場面をみて言葉を思い出すという作業が、右脳のイメージと言葉を直結させるという言語操縦能力においてもっとも大切な能力をトレーニングすることができる。日本語を全く介さずに英語を英語で考えそれをイメージや感覚から無意識に取り出すということだ。発音だけでなく英語脳を発達させるトレーニングになるので上級者は是非挑戦してみよう!

 

/ 発音学習についてのコラム

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/ 発音学習のステップ

1  発音記号とその音・音の作り方を学ぶ
2  単語のスペルと発音の関係を学ぶ

 

3  アクセントのルールを学ぶ

 

4  日本語にない聞き分けにくい音を聞き分ける練習をする
4  後天性の耳自体の能力差を補う

 

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 英語発音に必要な口周りと体の筋肉を発達させる   

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 発達させた筋肉と発音理論で正しい音を出すことを追求する   

4  ネイティブ発音特有の音変化を学び自分でも発音する
4

 英語特有のリズム・イントネーションやアクセントを体に染み付ける 

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 応用トレーニング@

    音読

4

 応用トレーニングA  

    アクティング(演技)

12  応用トレーニングB  

    歌を歌う

4  応用トレーニングC  

    リピーティング

12

 応用トレーニングD  

    シャドーイング

4  番外編 発音の音声学

 

 

 

 

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